みなさんは走ろうと思っていた日が雨だったらどうしますか?
「雨かよー」って思う人が多いのではないでしょうか?
雨だから走らないという人もいると思います
しかし、雨の日に走ることによって得られることは多いです
今回は「雨の日に走ることで得られるもの」についてシェアしていきたいと思います

目次
1.シューズが濡れる感覚がわかる
雨の日に走ると足が濡れる感覚がわかります
雨の量次第でその度合いが変わってきます
まずは濡れるのか濡れないのか
案外、小雨程度ではそこまで濡れないこともあります
次に、濡れてしまった時にシューズの中がどう変わるかをチェックします
シューズによって感覚が変わるというよりも、ソックスの違いのほうが大きいような気がします
ウール系のソックスは濡れると少し重く感じられますが
紙や麻系の生地を使った製品は重く感じることが少ないです
保水しにくいような感じです
最後に、シューズの中に水が溜まるほど濡れた場合
シューズのアッパーの生地次第で排水性能が変わるのでここも要チェックです
溜まった水がなかなか抜けないようだと足は重くなってしまって非常に走りづらくなります
足首まわりのクッションパーツが多いシューズも保水しやすく重くなりがち
反対に、アッパーの生地が薄いシューズは生地が保水しにくく重く感じることが少ないです
2.着ているものが濡れる感覚がわかる
ウェアが濡れると体に張り付くようになって動きにくくなってしまいます
腕振りや足の上げ下げの軽快感が大きく損なわれます
こうなると普段よりも一歩に費やすエネルギーが増えてしまいますのでペースが下がってしまったり
疲労を感じるのが早くなってしまいます
自分の持っているウェアが濡れた時にどうなるのか
これを体感しておくことは非常に重要です
最近は、肌面に保水しにくい素材を使っていて
肌にベターっと張り付きにくいウェアも売られていますので
そういった製品を試してみるのもいいと思います
3.体感気温の変化がわかる
率直に、濡れると寒いです
夏でも寒く感じます
水は空気よりも25倍速く熱を伝えるため、どんどん体温を奪われてしまいます
これを大会などの重要な場面で起きる前に事前に体感しておきましょう
失敗できない大会でいきなりこういう状況に陥ってしまうよりも、一度体感しておくと落ち着いて対処できるでしょう
また、「ドライアンダー」という保水しにくい素材でできたアンダーウェアの使用も検討してみてください
濡れたウェアと肌の間に保水しにくいアンダーウェアを着ることによって
ドライな層をつくることが期待できます
これによって、熱を奪われてしまうことを防ぐことができます
4.レインウェアのフィーリングが確認できる
ロードランニングでレインウェアを着ることはあまりないと思いますが(ウルトラマラソンを除く)
トレイルランニングではよくあること
レインウェアを着た時にどういった感覚を覚えるかを事前に知っておくことも重要です
レインウェアを着た時にどれだけ暑く感じるのかとか
自分のレインウェアがどの程度の雨まで耐えられるのかとか
また、レインウェアのパンツ(ズボン)を履くと
足の上げ下げの抵抗が増えて、これもペースダウンの要因になってしまいます
この感覚を事前に体感しておきましょう
レインウェアを着用してペースが下がることがわかれば
その下がったペースでの計画を立てることができると思います

今回は雨の日に走ることのメリットを4つお伝えしました
少しは雨の日が楽しみになりましたか?
期待しても案外雨の日って少ないものです
ぜひ雨の日を有意義に使ってみましょう!

