「ランニングはしているけれどトレイルランニングもはじめてみたい!でも、どうやって始めたらいいのかわからない。」という方に私の経験を交えて、トレイルランニングの始め方をお伝えしたいと思います。

まだ。道具も買っていませんという方はまずはトレイルランニングの始め方①【道具編】をご覧ください。安全に楽しむためにはまずは準備が重要です。

そして、今回は現在ロードランニングはしていますという方向けの内容です。

走ってはいけど登山はしていますという方はこちら

ランニングも登山もしていませんという方はこちら

ロードランニングをしている人

すでにランニングをしている人がトレイルランニングの世界に足を踏み入れるのは非常に簡単です。

その理由は以下の2つ。

1つ目は「周りにトレイルランニングをしている人がいる可能性が高い」
2つ目は「走力がすでにあるから」

周りにトレイルランニングをしている人がいる可能性が高い

ランニングをしている知人がいればトレイルランニングもしている人がきっといるはずです。知人本人ではいなくても知人の知人を頼れば必ずいます。その人を頼って「トレランはじめたいんですけど、山に連れて行ってくれませんか?」と頼めばいいです。私の経験から言えば、断る人はほぼいません。それだけ、トレイルランニングをしている人は初心者ウェルカム精神にあふれています。そして、「何かを始めたい」「挑戦したい」と思う人を応援する気持ちが強い人が多いです。
経験者と山に行けば目の前に参考になる人がいるので、足の置き方だったりペース配分など参考にできることがたくさんあると思います。それに、わからないことがあれば質問もできるでしょう。

ここで少し注意点があります。経験者の中には、初心者にペースを合わせてくれずにマイペースでグイグイ進む人もいます。あと、人数が多いとただ付いていくだけになることも。結果的に苦しい思いをすることがあるかもしれません。なので、初めの頃は信頼できる共通の知人と少人数で行くことをおすすめします。

走力がすでにある

同じ走るという行為ですが、ロードランニングとトレイルランニングは競技性や使う筋肉が違います。ただ、全く運動をしていない人と比較すれば、心肺機能や脚力に関しては充分そなわっているといえます。なので、体力面では全く問題ないといえます。山に行く回数をこなしていけばおのずと上達していくでしょう。

ロードランニングに慣れている方は、キロ何分ペースだとかまだ何キロしか進んでいないとか数字を考えてしまうかもしれません。ですが、最初はペースやトレーニング負荷を考えずにフィールドになれることを考えましょう。まずは、トレイルランニングを楽しむことが重要だと思います。

最後に

ロードランニングとトレイルランニングの違いはたくさんありますが、私が最も違うと思う点は「一歩一歩の進む先を見て考えなければいけない」という点だと思います。
ロードランニングの場合は逆に、一歩一歩の進む先を深く考えずに淡々と脚を運んでいくことが重要かと思います。
しかし、トレイルランニングは一歩進む先の路面状況が変化します。砂なのか?小枝なのか?枯葉なのか?木道?そして、その角度も上りなのか下りなのか?左右どちらかに傾いているのか?などなど、例を挙げればきりがありません。
様々な路面を経験することも大事ですが、まずはどんな路面が出てくるかわからない、路面は変化するものだと理解することが大事です。その飽きのこない一歩一歩がトレイルランニングの魅力の一つでもあります。